事業規模が小さく経理があまり得意でない方についてはいきなり法人にする

ことについては待った!!をかけたいと思います。

なぜなら開業したばかりの多忙な時期に経理に時間をかけることは

開業時のスタートダッシュをしなければいけない時期にマイナス以外の

何物でもないからです。

資金に余裕があっていきなり経理担当者を雇うことができたり、税理士に

依頼できるのであれば問題ありませんが、その費用を払ってでも節税の

メリットがあるかどうかは疑問符がつきます。

個人事業者の場合は経理に関しては法人に比べてそれほど大変では

ありません。

小規模事業者（だいたい年収1,000万円以下）の白色申告者ならば、実際には

記帳の義務はほとんどありません。

また、法人にすれば節税を図れる方法は増えますが自動的に節税が図れる

わけではありません。

そのため節税を図るためには、ある程度の経理知識なり、アドバイスを

もらえる方が必要となるわけです。

また、経費面からみると、法人を設立するには費用が掛かりますが

個人事業主は掛かりません。

開業当初、あまり売上が立たないと予測される場合は、まずは個人事業主で

開業し、事業が軌道に乗ってから法人成りすることが節税や経費削減に

つながると思います。




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